映画 日本のサイコパスミステリー、今までにない作風・ストーリー展開!※ネタバレ注意 『告白』 《作品解説・監督・キャスト》2009年本屋大賞に輝いた湊かなえの同名ベストセラー小説を原作に、教え子にまな娘を殺された中学校教師の復讐(ふくしゅう)を描くミステリー。『嫌われ松子の一生』の中島哲也監督がメガホンを取り、事件にかかわった関係者たちの告白によって真相が明らかになっていく緊張感あふれるドラマを作り上げた。松たか子がヒロインの狂気を体現するほか、木村佳乃、岡田将生らが共演する。シネマトゥデイ(引用) 《あらすじ》とある中学校の1年B組、終業式後の雑然としたホームルームで、教壇に立つ担任の森口悠子(松たか子)が静かに語り出す。「わたしの娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではなくこのクラスの生徒に殺されたのです」教室内は一瞬にして静まりかえり、この衝撃的な告白から物語は始まっていく……。 シネマトゥデイ(引用) 《感想・ネタバレ注意》ミステリー・サイコサスペンス作品は個人的には面白いので色々観てきましたが、『告白』は邦画の中でもセンセーショナルな作品でした。森口先生(松たか子)の淡々としたで口調で生徒たちに『私の娘はこのクラスの生徒に殺されたのです…」など自分の娘が死んでしまった経緯を語り出す。クラスの中にいるという容疑者少年A・Bの二人へ『命の大切さを知りなさい」と言いつつも彼女なりの復讐を告げ退職。その後は、少年A、少年B、同クラス女生徒、新任熱血教師(岡田将生)、少年Bの母親(木村佳乃)などそれぞれの身勝手な感情や考えを、それぞれの「告白」という形なのでしょうか区切りながらストーリーが進む。この作風・ストーリー展開自体も面白いですが、森口先生がどのようにして復讐を遂げるのか、そしてその執念深さを森口を演じる松たか子さんの素晴らしい演技力が個人的には一番の見どころでした!